まだまだ油断禁物!快適に過ごすための【乾燥対策】

暖房器具を使っていると気になるのが「乾燥」。

肌のかさつきや、喉の痛み、ウイルスの蔓延などなど、乾燥した状態はわたしたちの体に不調を起こす原因ともなります。

まだまだ乾燥対策に油断はできません!

快適な温度・湿度を保つ工夫、日頃からできる乾燥対策をご紹介します。

目次

乾燥によって起こる不調

肌のかさつき

肌のコンディションは、湿度と大きく関係しています。

冬の乾燥は肌にとっては大ダメージ。もちろん化粧水やオールインワンジェルなどを使った保湿ケアは欠かせません!

それでも、肌の調子や環境によっては乾燥肌になってしまうことも…。

ひどい場合は赤くなり、炎症を起こしてしまう場合もあります。

喉の痛み、脱水症状

部屋にいるだけで喉が痛くなったりいがいがしたりすることはありませんか?これも乾燥が原因で起こる症状です。

喉の痛みを引き起こしてしまうだけでなく、免疫力の低下脱水症状に陥ってしまう可能性もあります!

「冬に脱水症状?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、冬場はもともと湿度が低いことに加え、暖房器具を使っていることによってさらに湿度が低くなることも少なくありません。空気は乾燥し、カラカラの状態になってしまいます。

「暑くないから大丈夫!」と思い込んでいたら要注意です!

ウイルスや菌の繁殖

冬の風邪ウイルスは低温乾燥を好みます。

40%下回ると繁殖しやすいとされており、乾燥する季節はインフルエンザや風邪にかかる可能性も上がってしまうのです。

快適な湿度とは

季節が冬の場合、室内で快適に過ごす&インフルエンザや風邪を予防するなら、湿度を50%前後にキープすることが大切です。

先ほど、「40%を下回るとウイルスや菌が繁殖しやすい」と説明しましたが、「40%以上なら何でも良い!」ということではないのです。

梅雨の時期を思い出してみて下さい。湿度が高く、むしむしとちょっと過ごしづらいですよね。

このような体感的な理由以外にも、じつは60%を超えるとダニやカビの繁殖が増えるとされています。「湿度が高い=良い環境」というわけではないんですね!

ですので、ウイルスや菌の繁殖・ダニやカビの繁殖の両方が少ない50%前後が理想的な湿度と言えます!

ちなみに、暖房のためにエアコンなどを使う場合、冬場なら設定温度19℃くらいが適温とされています。

乾燥対策 

https://twitter.com/Nanako18858351/status/962813685746946048

https://twitter.com/p_rin_am0500/status/948688176461180929

オフィスや外出先のホテル、寝室など、乾燥する場所は至るところにありますよね。

そこで快適な湿度を保つための、乾燥対策をご紹介します!

加湿器

一番手軽なものとして加湿器があります。小さいものを購入すれば置き場にも困らず、持ち運びも出来るので一台あると何かと便利です。

 

加湿器は、

スチーム式:ヒーターで水を沸騰させ、水蒸気にする方式

気化式:フィルターに水を含ませ、ファンで風を送って水を蒸発させる方式

超音波式:超音波で水を振動させて微粒子にし、ファンで送る方式

ハイブリット式:スチーム式と気化式を組み合わせたタイプ

 

と大きく4種類に分かれます。それぞれ長所短所があるので、使う場所や頻度などを考え、自分に合った加湿器を選んでください♪

中には、ペットボトルをタンクにして使うことができるタイプの加湿器も!持ち運びに便利ですね。

ただ、加湿器を使うときに注意すべき点が2点あります!

毎日水を換えること

掃除をすること

水を入れるためのタンクの「清潔さ」を保つことが、一番の重要ポイントです。

毎日水を入れ替えることだけでなく、タンクや吹き出し口の掃除も行いましょう。

アルコール消毒効果のあるウェットティッシュなどで除菌するだけで違います!

濡れタオルや洗濯物を干す

出かけた先のホテルや病院などで役立つのが、濡れタオルを干すことです。

ハンガーにかけてベッドや布団近くに干しておくだけで、喉の乾燥などを防ぐことができます。

こまめな水分補給

水分補給は脱水症状を防ぐだけでなく、ウイルスなどを洗い流す予防効果も発揮されます!

喉や口のなかには、外からウイルスが入り込んできます。そのウイルスが粘膜に付着する前に、唾液や水で洗い流すことで感染を防ぐことができるのです。

こまめに水分補給をし、口の中を潤すことを心がけてみてくださいね!

乾燥を乗り越えよう!

乾燥や寒さなど、体調を崩しやすい季節はもう少し続く予感。

意外にもちょっとした対策で乾燥を防ぐことができるので、毎日続けるのも苦ではありませんよね。

今シーズンのインフルエンザ患者数は過去最高とも言われていますので、まだまだ油断は禁物です。

新生活に向けて体を壊さないためにも、乾燥を防いで風邪予防をしましょう!

 

参考サイト

AllAbout「加湿器の選び方と上手な使い方」(https://allabout.co.jp/gm/gc/375608/2/)

AllAbout「風邪を引きにくい家、3つの条件」(https://allabout.co.jp/gm/gc/28133/)

Rhythm (リズム)「快適な湿度は何%?湿度をコントロールする方法を紹介」(https://www.life-rhythm.net/humiditycontrol/)

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