【紫外線が降り注ぐ時期はいつ?】春から夏に向けた紫外線対策

2019年2月25日更新

2月から徐々に急増傾向にある紫外線。今から日焼け止めを使い、今年の夏こそ色白肌を目指しましょう!UVカット系新商品が続々と登場するのは、2月から紫外線対策を始めるべき!とも言えます。

先延ばしにして、「夏から日焼け対策を始めよう!」と思っていたら、要注意です!今年の春夏に向けて美肌を手に入れるためには、今からできる手軽な日焼け対策を行いましょう!

目次

紫外線量は2月から右肩上がり!

紫外線は夏だけでなく、もちろん秋でも冬でも一年を通して降り注いでいます。

天候にも左右されますが、一般的に、紫外線量が最も多いのはご存知の通り、夏です。つまり、7~8月が年間で最も多くなる時期と言えますね。12~1月の紫外線量は、ピーク時である7~8月と比較するとおよそ5分の1程度と言われています。

しかし、紫外線量が少ないのは1月まで2月ごろになると、紫外線量は急激に増え、なんと残暑を感じる10月ごろとほぼ同じという結果も出ています。

「10月は紫外線対策をしていたけど2月はしていない」という方も多いでしょう。その反面、「2月から日焼け対策なんて美意識高過ぎ!」と思ったりもしなかったり・・・。

つまり、2月を過ぎた春先は、さらに夏に向けて紫外線量が増えるとも考えられます!気象庁が発表している「日積算紅斑紫外線量の月平均値」によると、以下のようなデータがあります。

ちなみに、「紅斑(こうはん)紫外線量」とは、”紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す量”を示します。気象庁が発表した2017年のデータによると、このような推移になっています。

紅斑紫外線量の推移

急増時期と言われている3月から5月のたった2か月の間に1.8倍にもなっていることが分かりますね!目を背けたくもなりますが、紫外線はお肌に躊躇なく溜まっていくやっかいものです。

しかも、5月と8月の紅斑紫外線量はほぼ同じということも分かります。これから訪れる春・初夏は、特に紫外線対策に力を入れたい時期ですね!

「UVA」と「UVB」の違いは?

また、紫外線を知るうえで「UVA」と「UVB」の違いについても欠かせません。

UVA

UVAは別名紫外線A波ともいわれ、シワ、しみ、たるみなどの肌老化の原因となっている紫外線です。ですので、紫外線がお肌に及ぼすダメージのもとは、ほとんどがUVAとなっています。

その背景には「波長の長さ」があります。UVAは波長が長く、肌の奥まで到達するために肌老化を招いてしまうのです。天候に関係なく、曇りの日でも降り注いでいるので、一年を通した紫外線対策が必要と言われるのはこのためです。

ピーク時間は、太陽が高い位置になる12時前後にかけてです。しかし、夕方になると激減するということはないので、一日中注意すべき紫外線ですね。

UVB

UVBは別名紫外線B波とも言われています。紫外線ダメージはシワ、しみ、たるみなどの肌老化だけでなく、「日焼け」もあります。つまり、UVBは、日焼けを引き起こす原因となっている紫外線です。

午前10時から夕方前まで降り注いでおり、ピーク時間はUVAと同じく12時前後。UVAと異なり、午後3時~4時以降は減っていく傾向にあります。

しかし、UVBが肌の表面を刺激することで日焼けをし、肌の炎症を引き起こすやっかいな紫外線とも言えます。赤くなってしまったり、皮膚がんの原因になるとも言われていたりするので、あなどってはいけません!

2月から始めるべき簡単紫外線対策!

次に「夏みたいにガッツリ紫外線対策はちょっと気が早いけど、今からでもできる紫外線対策が知りたい!」という方におすすめの情報を紹介していきます。何もしないでいると知らずのうちに日焼けダメージを受けてしまうので、ぜひ早めの対策を行いましょう!

■化粧下地やファンデーションでUVカット

UVカット効果のある化粧下地・ファンデーション

今では化粧下地でもSPF50のUVカット効果が備わっているものが多いです。SPF20程度の日焼け止めを、スキンケア後⇒メイク前に付けるのでももちろんOK!「わざわざ日焼け止めを塗るのはまだ面倒」と感じる方は、UVカット効果のある化粧下地とファンデーションで簡単に予防しましょう♪

ちなみに、「本格的な日焼け止めを使うのはまだ抵抗がある」という方は、肌への刺激が少なく、石鹸で洗い流せる日焼け止めを使うのもおすすめですよ♪この時期は汗をかくことも少ないと思うので、肌への優しさを一番に考えた紫外線対策もおすすめです。

【石鹸で落とせるおすすめ日焼け止め10選|2019】敏感肌の方やお子様も使える!ではおすすめの日焼け止めを10選紹介しているので、ぜひ今から使える日焼け止めを見つけてくださいね。

■スカーフやマスクを活用

春先になると、パステルカラーのスカーフなど春物が増えてきますよね。首元に巻くだけでパッと明るくなるので、春先に向けてぴったりのアイテムです!

スカーフを活用すれば、夏でも忘れがちな首元の日焼け対策に繋がります。また、風邪予防で付けるマスクも日焼け対策になるでしょう。意外と身近なところで、自然と日焼け対策ができるのは便利ですね。

■出かける直前はUVカットスプレーで!

 

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家を出る直前に「あっ!日焼け止め塗り忘れた・・・!」と気付くことも多いかと思いますが、そんなときに1本持っておくと便利なのがUVカットスプレーです。

顔はもちろん、髪やボディなど全身くまなく使えるスプレーが多く登場しているので、ぜひ玄関先に置いておきましょう。最低限の紫外線対策ではありますが、この積み重ねが美肌作りには欠かせません。

■注目の『飲む日焼け止め』は早めに!

紫外線対策に敏感な方の中には、「飲む日焼け止めってどうなのかな?」と考えている方も多いでしょう。既に使っている方はご存じかもしれませんが、飲む日焼け止めは早めに飲み始める&飲み続けること最大限の効果を得ることができるサプリメントです。

つまり、紫外線が急激に増えた夏に飲み始めるのでは遅く、効果が十分に得られない可能性が高いということです。「昨年飲む日焼け止めを飲んでみたけど効果がなかった!」という方は、もしかすると夏頃から飲み始めていませんでしたか?

「もっと早く飲むべきだった・・・」と後悔している人も少なくありません。飲む日焼け止めの効果をしっかり感じたい方は、徐々に紫外線量が増える今頃から飲み始めるのがおすすめです。「少し早すぎる・・・」と感じるかもしれませんが、徹底した日焼け対策をしたい方はぜひ覚えておいてくださいね。

曇りでも紫外線対策は必要?

なんだかどんよりとした曇り天気が続くと、「曇りなら紫外線も少ないんじゃないか?」と紫外線対策を怠りがちですよね。しかし、太陽が隠れていても、紫外線は変わらず降り注ぎます。

「曇りで直接浴びないからいいやっ!」と安心せず、晴れた日と変わらない対策をすることが美肌への道です。これは夏も同様で、「曇りや雨の日でも紫外線はある!」ということを忘れずにケアしてくださいね!

何事も早めの対策が大切!

これからの季節は、紫外線や花粉が多くなるというだけでなく、新生活への準備が待っているという方も多いですよね。何事も、早め早めの対策が大切です。

毎年「もっと早めに紫外線対策をすれば良かった・・・」と後悔している方!今年こそは早めに紫外線対策をスタートし、一気に紫外線が増えても焦らないよう準備しておきましょう♪

 

参考サイト

資生堂 アネッサ 紫外線対策はいつからするべき?冬も日焼け止めは使うの?

気象庁「日積算紅斑紫外線量の月平均値(1997年1月~2018年1月)

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