【ニキビ跡を消したい人の対処法】皮膚科での治療方法もご紹介します!

厄介なニキビが綺麗になくなれば良いですが、そういうわけにもいかずニキビ跡が残ってしまう場合がありますよね。

そのまま放置しておいても自然と治るニキビ跡もありますが、中には本格的な治療が必要なニキビ跡もあります。また、「少しでも早くニキビ跡を消したい!」と思っている方多いでしょう。

そんな方のために、【自分でできるニキビ跡の消し方(対処法)】を紹介します!

ニキビやニキビ跡で悩んでいる人は参考にしてくださいね。

目次

ニキビ跡の消し方

ニキビ跡は、実はいくつかのタイプに分けられます。タイプ別に原因と対処法を紹介します!

今ニキビ跡で悩んでいる方はどのタイプに当てはまるのかチェックしてみてください。

■赤みニキビ跡

ニキビにもいくつか種類があり、その中でも赤ニキビは炎症を起こしている状態です。

ニキビの種類

白ニキビ、黒ニキビはまだ炎症を起こす前で毛穴に汚れや皮脂が溜まっているだけの状態です。この時点でニキビをなくすことができれば自然とニキビ跡もできにくくなります!

赤ニキビ跡は、炎症が治まってニキビ自体はなくなっても、その後赤みだけが残ってしまうパターンです。

この背景には、皮膚の毛細血管が拡張していることがあります。炎症が起きた後に起こる現象の1つと言われているので、特別なケアをしなくても自然と治ることが多いです。

しかし「なるべく早めにニキビ跡を消したい!」というときもありますよね。そんなときには下記のような対処法があります。

<対処法>

◆早く消したい場合はビタミンC配合のスキンケア化粧品

 

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炎症を沈静化させる働きを持つビタミンCが配合されているローションやクリームなどを使い、赤みニキビ跡を改善することができます。

あとは基本的なケアとなりますが、肌のバリア機能を高めるために保湿ケアを丁寧に行うことも大切です。

■色素沈着

炎症により皮膚が赤くなってしまう状態が続くと、メラニンが沈着して色素沈着を起こします。

赤ニキビがなかなか治らず長引いてしまうと、そこにシミが残ってしまいます。それが色素沈着によるニキビ跡です。

いわゆる「シミ」のような状態になってしまった色素沈着によるニキビ跡は、下記のような対処法があります。

<対処法>

肌のターンオーバーを促進させるよう心がける

美白有効成分配合のニキビケア化粧品を使う

色素沈着の原因はメラニンです。メラニンの排出を促せば、色素沈着によるニキビ跡は改善できます。

1つ目は肌のターンオーバーを促進させることです。ターンオーバーが正常に繰り返されれば古い角質がはがれ落ち、余分なメラニンを排出してくれます。

いわば肌の生まれ変わりなので、一番自然な形で色素沈着によるニキビ跡を消すことができるでしょう。

紫外線対策を怠ったり生活リズムが不規則だったりすると、ターンオーバーのリズムも乱れてしまうので気を付けましょう!

2つ目は美白有効成分が配合されているスキンケア化粧品を使うことです。

メラニンの生成を抑えたり、シミへの効果が認められている美白有効成分配合のものを使うことで、日々のスキンケアを行いながら改善することができます。

たとえば、ビタミンCトラネキサム酸アルブチンなどが挙げられます。

■クレーター

炎症が繰り返し起こると、肌表面だけでなく皮膚の真皮にまで炎症のダメージを受けてしまいます。この状態が繰り返されると真皮のコラーゲン繊維が破壊され肌表面がくぼんだようなクレーターができてしまうのです。

クレーターができてしまうと、ニキビケア用のスキンケア化粧品を使っての改善は難しいです。

<対処法>

皮膚科での治療

自己流のニキビケアで治そうとはせず、皮膚科での治療を受けるのが良いでしょう。気になる治療法や費用などについては、次に詳しく紹介します!

皮膚科での治療の場合は?

自分で行うスキンケアでは改善が難しい場合は、皮膚科での治療を受けることができます。主な治療方法としては、「ケミカルピーリング」と「CO2フラクショナルレーザー」の2つがあります。

■ケミカルピーリング

ピーリング剤を使って肌の古い角質や細胞を取り除くことで肌のターンオーバーを促し、健康な組織に置き換える治療方法です。

ケミカルピーリング

皮膚科によって異なる場合もありますが、表皮から真皮上層のピーリングを行い、クレーターをなくします。ピーリングの後はイオン導入などで肌をきちんと整えますので、施術後にメイクをすることも可能です。

回数:月に1~2回程度(使うピーリング剤により異なる)を3か月ほどが効果的

施術時間:30分程度

費用:1回7,000~8,000円前後(編集部調べ)(5回セットなどの料金設定があるクリニックもあります)

施術後すぐに効果が表れるというものではないので定期的に通う必要はありますが、

刺激が小さいので肌への負担を減らすことができる

痛みはほぼない

くすみの改善や毛穴の開きの改善にも効果がある

というメリットがあります。

ニキビ跡が改善できるだけでなく、ピーリング効果によるくすみや毛穴の開きを改善することもできます。手間はかかりますが、まずは1回施術を受けてみて続けるかどうか考えてみるのも良いでしょう。

■CO2フラクショナルレーザー

レーザーで皮膚に小さな穴を無数に開けることにより、皮膚の細胞分裂を活性化させる治療方法です。クレーターの部分のみにレーザーを点状照射し、真皮にまで刺激を与えることで皮膚の再生能力を促します。

回数:月に1回、4~6回程度が必要

施術時間:1時間程度(麻酔時間含む)

費用:1回10,000円前後(編集部調べ)(2回目以降費用が異なるクリニックもあります)

◆得られる効果が高い

◆傷あとが残りにくく、仕上がりもきれい

ケミカルピーリングに比べると施術規模は大きくなりますが、その分得られる効果が高いです。

しかし、費用が高い、施術後は3日間ほど薄いかさぶた状態になり赤みが1~2週間ほど続くといったデメリットもあるので、CO2フラクショナルレーザーを受けるときにはある程度の準備や配慮が必要です。

ニキビ跡を防ぐには?

ニキビ跡を残さないようにするには適切なニキビケアを行うことが大切です。

ニキビができてしまったとしても、早めにケアをしてあげれば悪化を防いで治すことができます!

クレンジングや洗顔、スキンケア化粧品の見直し

自分の肌質やニキビの状態に合っているかどうか?クレンジングや洗顔を見直すことも大切です。

スキンケアを行うときも、ニキビケア専用の化粧水や乳液を使うのもおすすめです。

ニキビは気になっても触らない!

ニキビができると気になってつい触りたくなってしまいますが、ニキビを触ったり潰したりするのはNGです。ピンセットなどで無理やり押し出したりすると傷がついてしまい、ニキビ跡の原因となってしまいます。

また、赤ニキビの炎症がひどく出血を伴う場合は、赤ニキビをこれ以上傷つけないためにも絆創膏などで保護します。1週間以上経っても治らない場合は、皮膚科での治療を受けましょう。

ニキビ跡が残ってしまうと、メイクをする上でも邪魔になったりそのままシミになってしまったり、ニキビ以上に厄介な存在になってしまうことも…。

ぜひ適切なニキビケアを行い、ニキビ跡を残さないように心がけましょう!

 

参考サイト

AllAbout「ニキビ痕のタイプと対処法」(https://allabout.co.jp/gm/gc/417941/)

AllAbout「皮膚科医が教える!厄介なニキビ痕クレーターの治療法」(https://allabout.co.jp/gm/gc/467552/)

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