もしかしてニキビかも!?と思ったら【ニキビを悪化させないための対処法】
もしかしてこれニキビかも?と思ったら悪化させないためにも早めの対処が大切です。ニキビができる原因を知ることで、初期段階でニキビの進行を止めることもできます。
そこで、大人になって悩まされることが多い「大人ニキビ」の原因・対処法をまとめました!大人ニキビが特にできやすい箇所、気を付けるポイントも一緒に紹介するので、「これ以上ニキビを悪化させたくない!」という方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
ニキビができる主な原因
まずは基本ですが、ニキビができる原因を簡単に説明します。ニキビの厄介なところは、様々な原因が考えられるということです。
■内的要因
◆ストレスや疲れ、睡眠不足などの不調
◆皮脂バランスの乱れ
ストレスが溜まっているときや睡眠不足などで疲労が蓄積しているときは、特にニキビができやすいと言われています。
他にも、脂肪分や糖分の摂りすぎにより皮脂バランスが崩れ、ニキビができやすい原因となることもあります。脂っこいものを食べ過ぎた翌日にニキビが出来てしまう方は、皮脂バランスの乱れが原因と考えられるでしょう。
また、ビタミンB2は、皮脂の分泌を調整して肌を健康に保つ働きを持っています。このビタミンB2が不足してしまうと、ニキビができやすくなったり、ニキビが悪化する原因となります。つまり、皮脂バランスの乱れは食生活の乱れとも言えますね。
■外的要因
◆紫外線
◆毛穴のつまり
上記にあげた内的要因だけでなく、ニキビができる原因は外的要因もあります。
UV対策をしないで紫外線を浴びすぎると、バリア機能の破壊→乾燥→肌を守ろうとして角質が厚くなるという悪循環が生まれます。角質が厚くなりすぎると、毛穴に皮脂などが溜まりやすくなってしまいます。この毛穴のつまりを放っておくと、厄介なニキビに…!
通常は肌のターンオーバーとともに古い角質が落ちていきますが、上記に挙げたような原因によりターンオーバーが上手くできなかったり、周期が遅くなってしまったりすることがあります。
それにより古い角質が肌表面に残ってしまい、アクネ菌が繁殖。毛穴を塞いでしまうことで、ニキビができてしまうのです。
大人ニキビの特徴
そして、特に20代以上の方が悩まされているのが大人ニキビではないでしょうか?実は、大人ニキビができる原因やできやすい箇所には特徴があるんです。
■大人ニキビができやすい場所
思春期ニキビは主におでこや鼻筋など、皮脂の分泌が多い箇所によくできます。
しかし大人ニキビの場合は、頬、あご、首のようなフェイスラインにできることが多いのが特徴です。
■大人ニキビの原因
大人ニキビができる原因も思春期ニキビとはちょっと異なります。先ほど紹介したニキビの原因に当てはまるものもありますが、
・乾燥
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
といったことが原因と考えられます。
肌が乾燥するとバリア機能が低下してしまい、肌荒れやニキビの発生を招いてしまいます。また、日々の疲れやストレスも要因になります。特に社会人として働いている人は、毎日の仕事に追われたり人間関係で悩んだりなど、心当たりがあるのではないでしょうか?
ホルモンバランスの乱れは、女性特有の原因です。「生理前にニキビができやすい」という方は、ホルモンバランスの乱れによって肌のターンオーバーリズムも崩れ、ニキビができやすくなってしまうことが考えられます。
他にも、睡眠時間が確保できず寝不足が続いていたり、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸が疲れていたりすると、ニキビができやすいという人もいます。
ニキビを悪化させないための対処法
「あれ?もしかしたらニキビ予備軍かも…?」といち早くニキビの発生に気付いたら、これ以上悪化させないための対処をしましょう!まずは、大人ニキビができやすいと言われている頬・あご・首、それぞれのポイントを紹介していきます。
■部位ごとの対処法
(1)頬
頬はメイクする上でも面積が広いので、特にファンデーションに気を付けましょう。毛穴がつまりやすいリキッドファンデーションなどは避け、厚塗りしないよう薄めにのせるようにしてください。
また、使用している化粧品が肌に合っていない可能性もあります。低刺激処方、クレンジング不要のものに変えてみるなど、ベースメイクを見直すのも対策の一つです。
(2)あご
できてしまったニキビを悪化させないためにも、刺激しないように気を付けましょう。あごにニキビがあるとつい気になり、触りたくなってしまいますがそこは我慢です!必要以上に触れると雑菌が入り悪化するおそれがあるため、スキンケア以外では触れないようにしてください。
また、マスクやマフラーをする頻度が高い方も注意が必要です。マスクやマフラーに雑菌が付着したままずっと使っていると、それが肌に触れ、ニキビの悪化に繋がるおそれがあります。
使い捨てマスクの場合は1日または半日ほどで必ず取り換えること、マフラーは定期的に洗濯をして清潔な状態を保つようにしましょう。
(3)首
首はつい保湿ケアを忘れがちな箇所です。乾燥を防ぐために、スキンケアの際は首元までしっかりと保湿しましょう。この時期はセーターなどの摩擦が刺激となることもあるので、肌触りの良い衣服を着用できればなお良いですね!
他にも、髪が長い方は髪が首に触れないように気を付けたり、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがないようしっかりと洗い流したりすることも対策となります。
■メイクの見直し
ニキビができそうなときは、いつもよりメイクにも気を遣いましょう!油分の多い化粧下地やファンデーションはなるべく避け、ベースメイクは薄付きを心がけましょう。
◆化粧下地は少しずつつける(肌をこすらない)
◆パウダーファンデーションをパフでのせる
◆気になるときはコンシーラーを薄くのせる
ニキビに悩むときのベースメイクについては、AllAbout『吹き出物や赤みをメイクで隠すには?化粧下地はNG?』も参考になります。
■スキンケアの見直し
◆洗顔はしっかり泡立てて優しく洗う
◆気になるからといって洗い過ぎに注意
ついやりがちなのが、ニキビが気になってつい強く洗ってしまうこと!かえって刺激になり、ニキビを悪化させるおそれもあります。洗顔料を泡立てることはもちろんですが、肌をこすらないようにふんわり洗い上げることもポイントです。
◆水分と油分のバランスを整える
肌は乾燥し過ぎても皮脂分泌が多すぎてもダメ!「ニキビが出来る=皮脂分泌が多い」というイメージを持っている方は、「乾燥肌なのにどうしてニキビができるの!?」と悩んでいる方も多いかも知れません。
実は、乾燥した肌は硬くなり、皮脂が少しでも毛穴につまるとニキビができやすくなってしまうんです。大人ニキビを予防するには、水分と油分のバランスを整えることが大切!
いつも化粧水だけで済ませている人は乳液を使って適度な油分を与えたり、逆に乳液やクリームを使うとニキビができやすいという方は一旦使用を控えてみたりなど、少し大変かもしれませんが自分に最適なバランスを見つけましょう。
ニキビができそうなときのNG行為
ニキビができそう!もしくは、これってニキビかも・・・?と気付いたら、以下の行為はしないように気を付けましょう!無意識でやっていることもあるかもしれないので、要注意です。
◆スナック菓子や揚げ物などの食べ過ぎ
◆気になってニキビを手で触ってしまう
◆メイクでカバーしたいため厚塗りメイク
◆清潔にしようと何度も洗顔する
◆枕カバーやタオルを放置しっぱなし
偏った食事は肌荒れを起こしやすく、特に油分の多い食べ物を食べ過ぎるとニキビができやすいと言われています。また、気になるからといって手で触ること、厚塗りメイクでカバーすること、何度も洗顔することもニキビが悪化するおそれがあるのでNGです。
清潔にするという面では、毎日使う枕カバーやタオルに気を付けましょう。同じものを長期間使い続けていると雑菌が繁殖して肌に付き、ニキビのもとになることもあります。神経質になる必要はありませんが、ニキビができそうなときはこまめに取り替えたりするなど、肌に触れるものをなるべく清潔に保ちましょう。
早めに対処して綺麗な肌に♪
ニキビは大きく4段階に分かれており、黄ニキビまで進行してしまうとニキビ跡が残ったり皮膚科での治療が必要だったりと、セルフケアで治すのが難しくなってしまいます。そうならないためにも、「ニキビかも!?」と思ったら悪化させないために早めの対処を行い、綺麗な肌をキープしましょう♪
参考サイト「乾燥しているのになぜ?敏感肌のニキビ&皮脂ケア」