【ハワイで日焼け止め禁止法案】ダメな日焼け止めはどれ?日本からの持ち込みは?

ハワイ旅行に行く際の必須アイテムといえば「日焼け止め」です。多くの方は日本で使っている日焼け止めを持って行くかと思いますが、なかには「ハワイに着いたら現地調達しよう!」と考えている方もいるかもしれません。

実は今後、「ハワイで日焼け止めを買いにくくなる」かもしれないのです!

「日焼け止めを買いにくいってどういうこと!?」「日本からの持ち込みはOKなの!?」これからハワイに行く方は、色々な不安要素が付きまといますよね。そこで今回は、これらの疑問を解消すべくご紹介いたします!

ハワイで『日焼け止めの販売・流通を禁止』

「ハワイで日焼け止めを買いにくくなる」ということの原因は、『日焼け止めの販売・流通が禁止される』ことにあります。

5月上旬、CNNによると“アメリカ・ハワイ州会議は、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めの販売を禁止する法案を可決”しました。

この法案は今まで類を見ないもので、世界で初めて可決された法案となります。

日焼け止めを必ず使う場所・ハワイでのこの法案可決は、観光客にとっても見逃せないニュースですよね。

ちなみに、「日焼け止めの使用禁止」と勘違いしている人も多いようですが、法案で可決されたのは「日焼け止めの販売・流通を禁止」ということなので、お間違いなく!

禁止の背景には『サンゴ礁』

このような法案が可決された背景には、『サンゴ礁』が関係します。ハワイと言えば、白くて美しいサンゴ礁をイメージする方も多いでしょう。

ハワイはリゾート地の代名詞ともいえる場所。日本からだけでなく、世界中から観光客が一年を通してやってきます。そこで必ず使われるのが、紫外線対策の役割を担う日焼け止めです。

実はこの日焼け止めに含まれている化学物質の中には、サンゴの白化現象を引き起こす原因となるものがあるのです。白化現象とは、いわばサンゴ礁が死んでしまうことに繋がります。

サンゴの中には、光合成をおこなう褐虫藻が共生しています。白化現象は、この褐虫藻がサンゴから抜け出してしまうことにより、白く見える状態を言います。褐虫藻がサンゴの中に戻らないと、そのまま死んでしまうのです。(参考:コトバンク デジタル大辞泉)

白化現象を引き起こす化学物質が海水へ流れ込むことにより、サンゴ礁の死滅へと繋がり、絶滅が危惧される問題にまで発展しているのです。ハワイの美しいサンゴ礁が減少しているとは、驚きの問題ですよね。

これを受けて、「サンゴ礁に有害な化学物質を含む日焼け止めの販売を禁止する法案」が提案・可決されたのです。ハワイ州内では、数多くの環境保護団体が支援していますが、ハワイ医療協会などは「日焼け止めが皮膚がんを予防するという研究結果が数多くあるのに対し、日焼け止めがサンゴ白化の原因となっているとする研究結果は少ない」と反対しており、賛否両論に分かれているようです。

禁止される日焼け止めはどんなもの?

販売・流通が禁止される日焼け止めは全てではなく、サンゴ礁に有害な化学物質を含むことがポイントです。

その化学物質とは、オキシベンゾンオクチノキサートの2つになります。

■オキシベンゾン

オキシベンゾンとは、一般的に油溶性の紫外線吸収剤として日焼け止めに使われています。

■オクチノキサート

オクチノキサートは、日本では『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』と言われています。こちらも、紫外線吸収剤として日焼け止めに使われています。日本で紫外線吸収剤が使用されている日焼け止めには、ほとんどメトキシケイヒ酸エチルヘキシルが含まれていると言います。

どちらも紫外線吸収剤として使われていることもあり、BBCNEWSJAPANによると“これらの化学物質は3500種類以上の最も流通している日焼け止め製品に含まれている”と言います。

同じく、“スター・アドバイザーによると、日焼け止め「コッパーストーン」を製造・販売しているドイツのバイエルは、米国ではオキシベンゾンと同等の日焼け防止効果を持つ素材を入手できないと話した”ともあり、これら2つの化学物質を含まない、いわゆるノンケミカルな日焼け止めは少数だと分かりますよね!

つまり、この法案が施行されると、ノンケミカルの日焼け止め(オキシベンゾン・オクチノキサートが含まれていない日焼け止め)のみ販売・流通可能であると考えることができます。

しかし、オキシベンゾンもしくはオクチノキサートが含まれている日焼け止めの場合でも、医師から処方された日焼け止めについては対象外となります。

日本からの日焼け止め持ち込みはOK?

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法案が施行されると「ハワイ州内での販売・流通が禁止される」ということは分かりましたが、日本からこれら2つの化学物質が使われている日焼け止めを持ち込むことは可能なのでしょうか?調べてみた所、これらの日焼け止めに関する持ち込みや使用に関する詳しい記述がないようです。

現在は施行前ですので日本から持ち込んだ日焼け止めは自由に使うことができます。ハワイに旅行する際は、忘れずに日本から日焼け止めを持って行きましょう!

ただ、サンゴ礁をはじめとした自然環境保護のためには、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを使うことが一番です。これをきっかけに、ケミカルからノンケミカルの日焼け止めへ変えてみるというのも良いかもしれませんね!

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いつから施行されるの?

法案は可決されましたが、施行されるのはまだ先になるようです。ハワイ州知事の承認を持つのみの状況ですが、施行されるのは2021年からの予定となっています。

ハワイで日焼け止めを買いにくくなったときの対策

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実際にこの法案が施行されたら、ハワイで販売される日焼け止めの種類は今よりも少なくなると考えられます。そうなると、現地調達がしにくくなり「日焼け止めが足りなくなってしまった!」という状況になる可能性もなきにしもあらずです。

海外の日焼け止めより日本製の日焼け止めの方が質・効果ともに高いとされているので、今の時点では日本から日焼け止めを持って行くことがおすすめでしょう。普段から使っているものの方が肌質に合う・合わないがはっきりしているので、その点も心配なく使えます。

施行後も、おそらく日本からの日焼け止め持ち込みは規制されないと考えられますので、いつも使っている日焼け止めを持って行くのが良いでしょう。もし現地で日焼け止めが足りなくなった場合でも、オキシベンゾン、オクチノキサートが含まれていない日焼け止めは販売される予定ですので、現地調達が全くできなくなるということはありません。ただ、先ほどもご説明したように、販売・流通される日焼け止めの種類は今より少なくなると考えられます。

 

また、ハワイで遊ぶといえばやはり海水浴をメインに楽しむ方が多いですよね!ウォータープルーフタイプを使うとはいえ、水に濡れる時間が多いほど日焼け止めも落ちやすくなります。

そのようなときは、飲む日焼け止めサプリを使うのも良いでしょう。一日一回飲むだけで日焼け対策ができるので、日焼け止めの塗り忘れもなく、きちんと使う分だけサプリを持って行けば「日焼け止めが足りない!」なんてこともありません。

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ハワイの「もしも」に備え、色々と準備しておくのは大切ですね。せっかくのリゾート地・ハワイですから、これをきっかけに環境保護にも気を配り、綺麗な海やサンゴ礁を楽しみたいですね。

<関連サイト>

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参考サイト

BBCNEWSJAPAN「米ハワイ州、サンゴに有害な日焼け止め禁止へ」(http://www.bbc.com/japanese/43999839)

CNN.co.jp「サンゴ礁に有害な日焼け止め成分、禁止法案を可決 ハワイ州」(https://www.cnn.co.jp/usa/35118667-2.html)

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