
【オールインワンジェルによる肌荒れ】考えられる原因と改善方法
オールインワンジェルはスキンケアの手順を省略し、簡単に肌のお手入れができる便利アイテムですよね♪
しかし、その便利さゆえに肌荒れを引き起こしてしまう可能性もあります…。
オールインワンジェルによる肌荒れは何が原因なのでしょうか?考えられる原因をいくつかご紹介します。
「オールインワンジェルを使っていたら肌荒れしてしまったけど原因が分からない…」という方のお役に立てれば幸いです♪
目次
そもそもオールインワンジェルのデメリットは?
肌荒れを起こしてしまったということは、肌にとってのデメリットが何かしらあったということになります。そのデメリットとは一体どういったことがあるのでしょうか?
主にオールインワンジェルを使うことのデメリットは5点あります。
1.肌トラブルを招く可能性がある
2.使う量の調整がしにくい
3.「スキンケアが物足りない!」と感じる
4.肌の調子や季節によって変えにくい
5.べたつきやすい
それぞれについて詳しくは【オールインワンジェルのメリットとデメリット】5つのポイントをご紹介!をごらんください♪
やはり1点目に「肌トラブルを招く可能性がある」が挙がります。もちろんこれはオールインワンジェルに限ったことではなく、スキンケア用品全般に言えることです。
しかし、オールインワンジェルが「より肌トラブルを招きやすい」と言われているのには理由があるのです。それは、単品のスキンケア用品に比べて色々な成分が配合されているということです。
つまり、自分の肌に合わない成分が多く配合されている可能性が高いということになります!使い続けていると肌荒れを引き起こしてしまうでしょう。
これは意外と知っている人が少なく、便利さゆえに使い始めた結果、肌荒れを引き起こしてしまったということも少なくないのです。
オールインワンジェルによる肌荒れの原因は?
■自分の肌に合わない成分が配合されている
デメリットを見て頂くと分かるように、最も高い可能性で挙げられるのは「自分の肌に合わない成分」でしょう。
肌の状態や強さ・弱さは人によって個人差があるので、一概に「これが悪い」「それは影響がない」と言い切ることは難しいでしょう。
ですが一般的に、特に敏感肌の方・肌が弱い方にとっては刺激となり得る成分があります。
①アルコール(エタノール)
オールインワンジェルの中には「防腐・殺菌・品質維持」といった効果を持たせるために、アルコール(エタノール)が使われていることがあります。
化粧品によって「アルコール」と表示されていたり「エタノール」と表示されていたり異なる場合があります。エタノールは「エチル・アルコール」のことを指しているので、基本的にアルコールとエタノールは同じと考えて良いでしょう。
また、エタノールの中には「フェノキシエタノール」という種類のものもあります。こちらは少し異なり、次でご説明する「防腐剤」として使われることが多いです。
ですので、「アルコールフリーと書いてあるのに、成分表を見るとフェノキシエタノールが入っている」ということは、防腐剤としてのフェノキシエタノールが含まれているということになります。
話を元に戻しますが、化粧品を長くかつ良い状態で使い続けるためには、アルコールは欠かせない要素なのです。ですので、決して有害な成分というわけではありません!
また、「さっぱりとした使用感のあるオールインワンジェル」のようにさっぱりタイプ・ひんやりタイプのオールインワンジェルに使われていることも多いでしょう。
肌に問題無く使えている人にとっては、使用感がひんやりとして気持ちよく使えるので、一概にすべてがダメとは言えません。
しかし、肌が弱い方にとってはアルコールが刺激となり、肌荒れを引き起こしてしまう可能性があるようです。症状としては、湿疹のように赤いぽつぽつが出てきたり、かゆみを生じたりなどがあります。
また、元々アルコールアレルギーをお持ちの方は肌も同様にアルコールに弱く、肌荒れが見られることも・・・。
②パラベン
「パラベン」は、防腐剤として使用されることが多い成分です。こちらもアルコールと似ている働きをしており、化粧品の腐敗や劣化を防ぐために配合されます。
化粧品に使われているものはもちろん安全性がありますが、こちらも同様に敏感肌の方や肌が弱い方にとっては刺激となってしまうこともあるでしょう。
最近では”アルコール(エタノール)フリー”や“パラベンフリー”のオールインワンジェルも増えていますので、違うものを使い比べてみるのも良いかもしれませんね!
特に、無印良品から出ているオールインワンジェルシリーズは、アルコールフリー・パラベンフリーのものが多いです。オールインワンジェルだけでなく、化粧水や乳液なども「敏感肌用」とお肌が弱い方でも使いやすいスキンケ用品が揃っています。
【無印オールインワンジェル全5種のおすすめポイント】新発売クリアケアもご紹介!では、無印良品から出ているすべてのオールインワンジェルの特徴をご紹介しているので、こちらもお役立て下さい。
また、合成着色料、合成界面活性剤、鉱物油、アルコール、パラベンが入っていない無添加オールインワンジェルを選ぶという手もあります。【おすすめ無添加オールインワンジェル】無添加を選ぶときのポイントは?では、おすすめの無添加オールインワンジェルをご紹介していますので、肌荒れでお悩みの方は参考にしてみてください。
■使用量が合っていない
オールインワンジェルの多くは、ジャータイプと呼ばれるフタ付きの容器に入っています。手もしくはスパチュラなどですくって使うので、使うたびに使用量が偏ってしまうことはありませんか?
もし取り過ぎてしまったとしても衛生上戻すのはあまり良くないので、使い切るしかありません。もしかしたら、使用量が多すぎたり少なかったりすることで、肌にきちんとスキンケア効果が表れていないのかもしれません。
■使っているオールインワンジェルが今の肌の状態に合っていない
オールインワンジェルのデメリットとして「肌の調子や季節によって変えにくい」ということが挙げられます。
スキンケア用品を単品で使う場合には、「乾燥が気になるから高保湿化粧水を使おう」「暑くなってきたから乳液はさっぱりタイプにしよう」などと自分の肌の調子に合わせて簡単に変えることができますよね。
しかしオールインワンジェルの場合は、全ての役割が一つにまとまってしまっているので、自分の肌に合わせたキメ細かなスキンケアは行いにくいと言えます。
つまり、自分の肌の状態に合ったスキンケアができていない可能性があるのです。本当は保湿ケアを入念に行うべきなのに保湿効果が低いオールインワンジェルを使っていたり、脂性肌のため使用感がさっぱりとしたスキンケアを行うべきなのにこっくりとしたオールインワンジェルを使っていたり…。
もしかしたら、お肌の調子に合っていないせいで肌荒れを引き起こしてしまっているかもしれません。
このように、オールインワンジェル一つをとっても、肌荒れの原因は色々と考えられますね。
肌荒れの改善方法
■使用をやめる
一番手っ取り早いのは、肌荒れを起こしてしまったオールインワンジェルの使用をやめることです。
特にオールインワンジェルは配合されている成分が多いため、「何が自分の肌に悪いのかが分からない」ということも考えられます。肌荒れの原因となった成分を特定するのは難しいということですね。
化粧水、乳液、美容液と、スキンケア用品を一つ一つ揃えながらスキンケアを行うことも視野に入れてみましょう!
■違うオールインワンジェルを試してみる
たとえば「自分の肌にはアルコールが合わない」などのように肌荒れの原因となった成分が分かった場合は、配合されていないオールインワンジェルに替えてみるというのも方法の一つです。
オールインワンジェルに含まれている成分をあらかじめ調べてみたり、実際に使っている人の口コミを参考にしてみたりなど、購入前に事前リサーチをしておくと良いでしょう♪
■シンプルケアを行う
肌荒れ状態の場合、むやみに肌を触ることはNGです。肌のバリア機能が低下している場合、外からの刺激はさらなる肌荒れを引き起こす可能性もあります。
ですので、化粧水1本で最低限の保湿ケアだけを行うなど、シンプルケアに移行してみるのも良いでしょう。その他に、十分な睡眠時間を確保したり、栄養をしっかりと摂れる食生活を心がけたりなど、生活スタイルの見直しも必要ですね!
スキンケアを見直そう!
肌荒れの原因はスキンケア用品だけでなく、ストレスや食生活など様々な原因が絡まり合っていることも考えられます。「今使っているスキンケア用品が悪い!」と一方的に考えるだけでは、肌荒れが改善しない可能性もあります。
今の生活スタイルなども踏まえて、必要ならばきちんと自分のお肌に合ったスキンケアに見直しましょう!